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結婚相談所 Office With 梶川です

『お見合いが苦手』 という方が時々いらっしゃいます
はじめての方と何を話したらいいのか分からない、会話が続かない。。。

『自己ＰＲが苦手』なんて声も聞きます

さて、どうしましょうか

たぶん、苦手意識を持ってしまう原因の大半は、
立場の違いによる、ちょっとした勘違いにあるのではないでしょうか

それが、何かと言いますと

張り切り過ぎて、ついついお見合いの場で
『自分をアピールしなきゃ』『おもしろい話をして、盛り上げなきゃ』と、
間違った方向へ努力をしてしまうのです

『えっ、だって自分をアピールしなきゃ興味を持ってもらえないでしょう』
『おもしろい話をして盛り上げなきゃ、会話も続かないし、気まずいでしょう』

冷静に考えてみてください
『本当にそうでしょうか』

基本的には、難しく考えずに縁あって時間を共有することになった方と、
限られた時間を楽しく過ごして、今後のお付き合いを決めて頂きたいと思います

ですが、考えすぎてしまって、立ち往生している人には、
改めて頭を整理する作業が必要ですよね

では、改めて、
『逆の立場になって考えてみてください』

あなたは、お見合いに行きました。
お相手の方は、お見合いの1時間の間、自分のアピールをして、
会話が途切れることなく、おもしろい話も次々にしてくれる話題豊富な方でした

どうでしょう

ここまでであれば、悪くなさそうな感じがしますか

でも、何か物足りない気もしませんか

・・・・・・・・・・・・・・・・。

では、あなたはその1時間の間、何をしていましたか

・・・・・・・・・・・・・・・・。

そうですね、きっと、「何もしていない」ですね
お相手の方の話を楽しそうに聞いていたのでしょうか
ＴＶを観ているみたいに

そして、思いませんか
この人は、お見合いの度に、みんなに同じ話をしているのかなって

相手がＡさんでも、Ｂさんでも、Ｃさんでも、同じ話をしているんじゃないか
相手が壁でもぬいぐるみでも(笑)

何が言いたいのか、分かって頂けたでしょうか

お見合いは、二人でするものです。
だから、相手が変わればお見合いも変わります
その中から、自分に合った人を探して行くんです
どちらかのオンステージでは、お見合いではありません

お互いに、初めて会った人を知る作業をするのが、『お見合い』です
相手を知るためには、どうしたらいいのか

そう、相手に興味を持って、色々聞いてみるんです

この人は、どんな人なんだろう
どんなことに興味があるんだろう
共感できる部分があれば、自然と会話は弾みます

初めて会って、プロフィール以外は知らないんだから、聞くことはいくらでもあります
一時間なんてあっという間です

『えっ、でも初めて会った人にそんなに質問したら、嫌がられるんじゃないの？』
そんなことはありません！相手から興味を持って質問してもらえると、嬉しいものです
自分のことを知ろうとしてくれているんだな、興味を持ってくれているんだなって

※尋問みたいに次々に質問攻めしたら、嫌がられますヨ！モチロン(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

もっと言えば、楽しい会話の中で、お相手の人が、自分の良い所を引き出して、
ほめてくれたりなんかしたら、会話が楽しくなって、相手のことがどんどん良く見えてきます！
この人と一緒にいると楽しいなぁと思ってもらえるんです☆

そして、お相手の方は、
『この人は、自分に興味をもって、話を聞いてくれるし、
自分の良い所までみつけて引き出して、ほめてくれる』
そんなあなたに興味を持ってくれるようになるんです！

あなたは、相手から選ばれる立場です
だけど、それと同時にあなたも相手を選ぶ立場にあります

お見合いで、自分のアピールや場を盛り上げることに一生懸命になってしまっていたら、
あなたの中のお相手の情報は、お見合い後もほとんど増えていないでしょう
自分のオンステージを観て、自分を気に入ってくれた人ならだれでもいい？
そんなわけないですよね

相手に選んでもらうためにも、相手のことを知るためにも、
自分がちゃんと判断して決めるためにも、
スタンスを　『自分の良い所を出そう』ではなく、
『相手の良いところを引き出そう』に切り替える！
それだけで、
お見合いに臨む時の緊張や、お見合いでのお相手との会話の弾み方も変わってくると思います

いきなり、出来なくてもいいんですよ
意識し続ければ、少しずつ出来るようになっていきます

是非、『お見合い苦手』から、『お見合い上手』になりましょう